あめりかほどいも (アメリカ塊芋)
学名 |
Apios americana |
日本名 |
アメリカホドイモ |
科名(日本名) |
マメ科 |
日本語別名 |
アピオス |
漢名 |
美國土圞兒(ビコクドランジ,mĕiguó tŭluánér) |
科名(漢名) |
豆(トウ,dòu)科 |
漢語別名 |
香芋、食用土圞兒、美洲土圞兒、菜用土圞兒 |
英名 |
Groundnut, Wild bean, Potato bean |
2007/07/21 薬用植物園 |
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辨 |
ホドイモ属 Apios(土圞兒 tŭluánér 屬)には、ヒマラヤ乃至日本及び北アメリカ東部に約8種がある。
アメリカホドイモ A. americana(菜用土圞兒;E.Groundnut,Wild bean,Potato bean)
A. carnea(肉色土圞兒・山紅豆花) 『中国本草図録』Ⅶ/3168
A. delavayi(雲南土圞兒)
ホドイモ(ホド) A. fortunei(土圞兒・九牛子・九子羊・土蛋・
地栗子・金綫吊葫蘆) 北海道・本州・四国・九州・
・臺灣・浙江・福建・江西・兩湖・兩廣・四川・貴州・雲南・陝甘・河南産
タイワンホドイモ A. taiwaniana(臺灣土圞兒) 臺灣産
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マメ科 Leguminosae(Fabaceae;豆 dòu 科・荳科)については、マメ科を見よ。 |
訓 |
「和名ハ塊或ハ塊芋ノ義ニシテ其薯塊ノほど(塊)ヲ成セルヨリ云フ」(『牧野日本植物図鑑』)。 |
漢名の圞の字は圝とも書き、「丸い」意。 |
『大和本草』に、「土圞兒(ホト)」と。 |
属名はギリシア語の梨。アメリカホドイモの塊茎の形がヨウナシに似ることから。 |
説 |
アメリカ合衆国南部原産、日本には明治中期に観賞用に渡来、昭和10年代に逸出。 |
誌 |
地下の塊茎はホドイモより大きく、アメリカ原住民が食料にした。
日本でも、東北で食料にする。 |
ホドイモ A. fortunei(土圞兒)は、塊根・葉・種子を薬用にする。また塊根を食用にするが、小さい。『全國中草藥匯編 上』pp.46-47 |
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